お酒の種類が爆発的に増えた居酒屋
大衆居酒屋がメインだったころの居酒屋が揃えていたお酒といえば、ビールに日本酒、そして焼酎は芋や麦、米といった原料によって違うものが一通りといった程度でしたが、今やさまざまなお酒を扱うようになりました。
ビールにしても、生ビールもあれば瓶ビールもあり、瓶ビールではどこそこのビールメーカーのナントカというビールといった具合に、非常に細かく指定する人もいます。
日本酒は地酒ブームが生まれたことにより、ビール同様、どこそこの地方にある有名なナントカという酒はないかといった具合にオーダーする人が増えました。
焼酎もまた然りで、居酒屋にさまざまな種類の店が出来るのと同様、お酒に対するこだわりはかなり強くなったと言えます。
さらにこだわりが顕著になるお酒も
テレビドラマで、ジャパニーズウイスキーの父として知られる竹鶴政孝氏がとりあげられたことから、一躍ウイスキーブームが起こりましたが、中でも人気はハイボールです。
とはいえ、ハイボールにしても濃い目でとか、レモンを入れて、あるいは炭酸強めにといった具合に、ここでもこだわりのオーダーがされます。
ウイスキーにはほかにも水割りにロック、ストレートで飲むならシングルかダブルかといったオーダーもありますので、こうなるともはやバーの域に達していると言っても過言ではありません。
それをやってのけるのですから、居酒屋の進化もすごいものです。
やりがいのある居酒屋のお仕事は「三ツ星カンパニー」
居酒屋に加わったおしゃれなお酒
最近は女性が居酒屋を利用することも増えたため、女性客に選んでもらえる酒としてワインやシャンパン、さらにはたくさんの種類のカクテルを用意した居酒屋が急増しています。
ワインなら赤か白、あるいはロゼといった選択肢がありますし、フルボディからライトボディ、甘口に辛口と吟味すべき要素は多岐にわたります。
シャンパンは白がメインで比較的わかりやすいものの、カクテルは名前は知っているものの、どんなお酒なのかわからないということも多いでしょう。
メニューに詳しく説明がされていない場合は、スタッフに聞いてからオーダーするのが無難です。
バーではなく居酒屋のカクテルだからと侮れない本格的なカクテルを出す居酒屋も多いことから、口当たりのいいカクテルをあれこれ注文していると、急激に酔いが回ってしまいます。
いろいろ揃っているからこそ飲みたくなるのが居酒屋のいいところですが、今日はこのお酒とジャンルを決めてオーダーし、チャンポンと呼ばれる飲み方は避けることが、居酒屋でのお酒を楽しむコツです。