今もなおファンの多い一人のプロレスラーにちなんだ居酒屋にびっくり
東京にはさまざまな店がありますが、コンセプト居酒屋が多いのも東京ならではと言えます。
コンセプト居酒屋は特定のコンセプトに基づいて店づくりが行われますので、面白さが出せる一方、客層を限定してしまうというデメリットもあります。
とはいえ、コンセプトによって客層を限定したとしても多くの人が訪れてくれて経営が成り立つのが東京という街で、それだけたくさんの人がからこそ面白い居酒屋が生まれるといえるでしょう。
監獄や鉄道など、さまざまなコンセプトの居酒屋がある東京ですが、ある特定の人物一人だけに絞ったコンセプトの居酒屋があるのには、正直言って驚かされます。
それだけ影響力があり、ファンが多い人物で、居酒屋を経営していけるだけの人とはいったい誰なのだろうという興味もわいてきます。
プロレスファンが集まる居酒屋
特定の人物ではなく、プロレスファンが集まるプロレスをコンセプトにした居酒屋と言えば、それなりに多くの人が訪れそうな気がしてきます。
ただ、プロレスといえばどうしても伝説を持った有名な人が思い浮かびますし、この居酒屋は、実際にこの伝説のプロレスラーを中心に据えた上で、プロレスファンが集まる居酒屋であるのが最大の特徴です。
彼が活躍した昭和を舞台にしているため、店内は古き良き昭和の時代を感じさせる作りになっています。
さらには常時プロレス映像が流れているとあって、店内はかなり活気があるのも特徴です。
プロレスファンが集まる居酒屋ということから、料理は男性向けのかなりボリュームあるものが多く、その料理にも伝説のプロレスラーにちなんだネーミングが付けられているという徹底ぶりです。
ファンならメニューを見るだけで大興奮
メニュー表には、このプロレスラーの往年の格好いい姿があちこちに印刷されており、さらにはジョッキには顔がプリントされているなど、とにかくいろいろなところに発見があります。
そのため、初めて来店したら興奮してしまい、なかなかオーダー出来ないかもしれません。
昭和の時代、テレビの前で釘付けになっていた世代が客層の中心のため、若い人は昭和の食卓の再現にむしろ新鮮さを感じるかもしれません。
とはいえ、基本的にプロレスファン、そしてこの一人のプロレスラーの熱狂的ファンが集まる居酒屋ですので、昭和の時代にプレイバックし、他のファンと共に大いに盛り上がって元気になりたい人に最適な、個性豊かな居酒屋です。
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